こんにちは。佐々木 拓馬です。私の簡単なプロフィールはこちらです。よろしければご覧ください。
天気の良い日は太陽の存在を感じて辺りが夏の色を思い出したように鮮やかに染めますが、陽が翳るとともにその色はトーンを落ち着かせるだけでなく、その夏の存在を寂しさとして再び感じるような空気の冷たさが私たちの背中を丸めさせます。
周りくどく言いましたが、昼は暑かったりしますが夜は寒いですね、10月の後半ですもんね、ということです。どちらの言い方にも情緒はあります。季節とは、良いものですね。
ichiru の店内も季節の空気や色のうつろいと共に、夏の鮮やかで軽やかな雰囲気から、しっとりと落ち着いた色と厚めの生地の存在感へ変わってきました。今回はその入荷したアイテムの一部をご紹介していきたいと思います。ニットベスト、カットソー、シャツにブラウス、シャツとブラウスの違いはなんとなくの感じです。それでは画像と共に紹介していきます。
まずはじめに、ニットベストのカーディガンです。ichiru では全ての洋服に名前をつけています。こちらの名前は「kusatabe」です。鹿のような動物の柄が草を食べているように見えるからという単純な気持ちで名付けました。他のネーミングは単純ではないかのように言いましたが、ほとんど単純です。ほとんどと言いましたが、全て単純です。名前というのは単純なものです。単純な方がいいのです。
鹿のような柄の下に広がるドットの部分は食べ尽くされた草を表現しているように感じます。優しさを抱かせる柄に目を奪われますが、肩と襟の部分に輪郭のようにしっかりとしたパイピングが施されています。ボタンはこういったニットデザインに多く採用されるクルミボタンではなくシンプルなプラスチックボタンが好印象で、さらにボディと色を合わせてあるのがさりげないですしグッときます。
価格は¥4,800- です。
こちらも70’s のニットベストです。同柄の別カラーで2枚見つかることはとっても珍しいことです。そして大事なことは珍しいことではなく、グッとくるものかどうかですが、2枚とも申し分ありませんね。
ジャガード織というものですが、この風合いがいいですね。とても好きなんです。柄の表情がドット絵のような優しさを含んでいます。
紺の方は「ジャブロウ」と名付け、緑の方を「ハッカ」と名付けました。
おいしそう。商品にするために洋服をメンテナンスをしていると、その都度、必ず一回はおいしそうと思います。お腹が常に減っているのでしょうか。入荷のスピードを上げるためにも差し入れは随時受付中です。余計なことを考えずに、今よりもたくさんの数を皆さんにお届けできることでしょう。¥4.800- です。
70’s のポリエステル100%のカーディガンです。70’s のカーディガンにはよくポリエステルが採用されていました。カーディガンに使うと時代を感じる素材ですが、ポリ×カーデの組み合わせは ichiru としてはおすすめです。コットンのシャツやブラウスと合わせるととてもいいバランスを見せてくれます。具体的にどうというのはことばでは表現しにくいので、ぜひご試着していただきたいです。ではなぜブログを書いているのかという言い掛かりはお断りです。
名前は「エンジェル」です。完全にモチーフは葉っぱでしょうが、私には天使の羽に見えてしまいました。天使、いっぱいいるな〜って思いました。植物の蔦のようなものも天使と相性がいいです。天使じゃないけど。価格は￥4,800- です。
最後にレトロなシャツをご紹介したいと思います。
名前は「youmei」で、価格は¥2,900- です。厚手のポリエステル素材とレトロな柄が70’s らしさを強調させています。スカートよりもパンツスタイルの方が魅力を発揮してくれそうです。配色と柄の無造作な感じは現代にはない楽しさですね。模範したものでは同じような雰囲気が出ないのは、そのものが持っている文化としか言いようがありません。素敵なことです。
いかがでしたでしょうか。
インスタやTwitterでもご紹介しているものですが、改めてまとめて解説してアーカイブしていくと面白いかなと思いやってみました。想像を膨らませて楽しんでいただくと共に、ご来店の時の参考になれば冥利につきます。これからもスピーディに更新してお知らせできたらなと考えています。
ではまた。
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