使っているアイロン

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どうも、ササキタクマです。

ichiru で使っている様々な物を紹介していこう
と思います。

ミニマルな世の中に相反して様々な物が置かれている ichiru の店内。選ぶ基準として「こだわり」という様な選び方をしたことがないのですが、「こだわっていますね」と言われることがあります。

どういう基準で選んでいるのかは説明がつきませんが、ひとつひとつ見ていったら何か分かったりするかもしれません。じぶんにとっての答えになるかもしれないと、書いています。

何かの参考になったら幸いです。

第一回目は、アイロンです。

Panasonic のドライアイロン

2019年、オープンした時に買い直しましたが、Panasonic のドライアイロン (型番 NI-A66)を使ってます。

以前はスチーム付きのものを使ったりもしたのですが、好みではありませんでした。

水をすぐに足さなければいけないというのがストレスでした。それと、スチームが要らない場面で困る事もありました。

普通の家庭用のものだったからなのか、メーカー独特の仕様なのか、ずっとぷしゅ〜って出てました。

で、ドライアイロンにしてみたのですが、とっても良かったです。スチームが必要なくらいのシワがあるときは、霧吹きを使っています。

その霧吹きについては又の機会に紹介するとして、ドライアイロンの解説をしていきたいと思います。

NI-A66の機能

機能は説明するまでもないほどシンプルです。

ダイヤルを回すとスイッチとなり、そのダイヤルが素材による温度帯、弱・中・強のメモリになっていて、そこに合わせるだけです。

機能がシンプルだと構造もシンプルになって、
デザインもシンプルになる様な気がします。

NI-A66のいでたち、佇まい、雰囲気、デザイン、最高です。もはや見た目が機能そのものです。
美しい。そこに使い心地や性能に申し分なければ、迷いなどありません。

頻繁に使う上に、自然と人の目にも触れるので
あれば、やっぱり美しいものの方がいいなぁと思います。

メリットとデメリット

悪いとこがないのかと言ったら、そんなことは
ありません。

これを読んで、よし買ってみようと思ってくれたらありがたい限りですが、落ち着きましょう。

メリットとデメリットをまとめていきますので、自分に合いそうでしたら是非お勧めしたいです。

メリット

  • 軽量
  • メンテナンスが簡単
  • 綿や麻の素材に適している
  • 価格が安い

デメリット

  • 水を使えない
  • 厚手の生地に適していない
  • 強いシワのあるものに適していない
  • ウール、シルク、ナイロン素材に適していない

少し解説していきます。

メリット

価格がお手頃というのが、とてもわかりやすく
魅力的です。¥ 5,000- でお釣りがきます。

でも品質が悪ければ、その価格には何の意味もありません。NI-A66、その点もグッドです。

2019年に買い換えてから普通の家庭では考えられない量の衣類をプレスしてきましたが、まだまだ壊れる気配もありません。

シンプルな構造ゆえ、元々が丈夫だという事も
ありますが、ドライアイロンはメンテナンスがほとんどいらないのです。

水タンクやスチーム穴がないので、カルキの定期的な掃除もないので、手入れも簡単です。

それも長く使っていける一因となっています。

価格、構造、申し分ないことが分かりましたが、実質の機能としてはどうでしょうか。
おっと、安っぽい茶番になってしまいました。
私が好んで使っているのですから機能に不満などあるはずないのです。

具体的には、綿と麻の素材は高温に強いので、
水蒸気を使わずに直接素材に熱を与えるドライアイロンに向いています。しっかりシワを伸ばす、ということです。

綿や麻は水分で縮みやすい素材ですが、水を使わないドライアイロンはそういった素材とも相性がいいです。

シンプルな構造なので軽いのも特徴ですね。

更に、まだあります。
スチームアイロンは水を使う特性上、温度が安定しないというデメリットがありますが、ドライアイロンは安定した温度を保てるので一定のクオリティで仕上げることができます。

軽いというのも一定クオリティの仕上がりに貢献しているかもしれません。

デメリット

さて、デメリットです。

当然のことながら、水が使えません。
これは素材に対してどういうことかというと、「繊維を柔らかくする効果がない」という言い方になります。

つまり、シワのひどいもの、硬い素材や地の厚いものは仕上げるのに時間がかかるか、クオリティが下がるということです。水を使う場合は先述した通り、別途霧吹きなどが必要になります。

ちょっとした手間ですね。

さらにメリットの裏返しの様なデメリットが続きます。

シルクやナイロン、ウールといったデリケートな素材は、温度を一定に保ち続けるドライアイロンでは仕上げるのが難しい場合があります。

ここでも霧吹きのように工夫が必要になります。素材から少し浮かせて温度管理をするなどのテクニックのようなものを身につける他ありません。

これらのデメリットをひとことで言うと、
手間と時間が掛かるということです。

まとめ

シルクの時も書いていて感じましたが、
メリット・デメリットというのは表裏一体の関係でもあります。

スチームアイロン目線で書いていけば、また違う形で表裏一体なメリット・デメリットが出てくるはずです。

つまり、自分の目線をどこに持つのかで、
良し悪しは変わっていきます。

私はドライアイロンが好きですし、使い勝手がいいと思っていますが、誰もがそうとは限らないとも思っています。

メリット・デメリットを主観的に考えてみて、相性が良さそうでしたらお勧めです。[html]

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このNI-A66、相性の良い人には強い味方になってくれるはずです。

手間を惜しまず、一定のリズムで一定のクオリティで仕上げたい人は是非。


以上、洋服屋らしく衣にまつわる使用アイテムの紹介と解説でした。いかがでしたか。

また ichiru で使っているグッドなアイテムを
紹介してみようと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

ではまた。

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