ひとりでできるもん

ひとりでできるもん

ひとりでできるもん

ichiru 店内で「ひとりでできるもん」と題して、ライブイベントを行います。

「ひとりでできるもん」ということばには、アーティストが1人で演奏するということと、観客が1人だったとしても最大のパフォーマンスができる人、という意味が込められています。

武道館のような大きな舞台で演奏することは多くの人が憧れ、そこに立つことを夢見たりもする素敵な場所です。

街の小さなライブハウスで演奏することだって、かっこいい。人間の瑞々しい迫力が伝わってくる素敵な場所です。

ふたつの舞台を想像して、ひとつ疑問を感じた所から「ひとりでできるもん」の構想が始まりました。

華々しく大きな舞台でデビューを飾ったアーティストは、ちいさな舞台で観客がひとりだった場合、大舞台と同じようなパフォーマンスができるのだろうか。そのひとりの魂を、揺さぶる事ができるのだろうか。

商業ミュージックというのは確かに存在します。

商業ミュージックというのは、スピーカーミュージックで、それはライブだろうが音源だろうが音圧が違うだけで、魂の根っこを掴まれるような感情の揺さぶりは体験できない、と私は感じています。

同時に、どういった方法であろうと、対外的な評価や価値だけで創作活動をしていない様々なアーティストを心から尊敬しています。

音楽のアーティストにもたくさんいるでしょう。

そういった人は小さなライブハウスで少人数の観客の魂を揺さぶり、その人の考え方や人生を変えてきたはずです。私もそのうちの1人です。

そして少しずつ人が増え、結果として箱が大きくなるアーティストもいるでしょう。

大から始まるか、小から大へと変化するのか、その順番の違いというのは、パフォーマンスに違いを見つける事ができるような気がしました。

リスナーが自分の言葉で好きな音楽や好きなアーティストその他の文化を語り、双方向に対話がうまれるきっかけとなる事が多い場所はライブ会場でしょう。

アーティストとリスナーが 1:1に近い小規模なイベントには、ロックが詰まっていると信じています。

言葉や行動で姿勢や思想を見せ、リスナーに伝え、そのことによってリスナーにさまざまな考えるきっかけを生み出すようなアーティストにお越しいただきます。

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